ハイ、かおりです。
先日体験した【
DIALOG IN THE DARK】
真っ暗闇の中、アタシ達をアテンドしてくれるのは視覚障害を持った方。
不安を隠せない参加者の心を素早く掴む。
声を聞くだけで安心。
彼らは、声の大きさや 声がする方向 声の響く感じから 誰がどの位置に居るかが分かると言う。
それだけで感心してしまうのに、暗闇の中でワインを注いだり お金の勘定までしてしまうからビックリ。
そう。
アタシ達は時間がきたら また見える世界に戻るけれども。
彼らは暗闇から出ても 暗闇なんだ。
見えないから、人に優しくできたり。
見えないから、素直に人に頼れたり。
見えないから、耳や鼻や手で何かをキャッチしようとしたりするんだ。
イベントが終了した後。
あそこでは あーだったな…とか、これが楽しかったな…とか。
そんな事を考えていたら、見えてないハズなのに 色んなモノが見えてた事に気付く。
心の目ってやつ??
体験した事を絵にすると。
不思議とみんなカラフルになるんだとか。
本当は真っ黒なのにね、不思議。
そうそう。
アタシは、カフェでビールを注文したのですが。
プルタブを空けるプシュッという音。
グラスに注ぐトクトクという音。
泡が弾けるシュワシュワという音。
どれもすごく新鮮で贅沢な気持ちに。
暗闇の中での対話は、とてもあたたかいモノでした。